当ＪＡと日本郵便㈱は８日、エルティウェディング・パーティエンポリアムで２０２２年度年間施策報告会を開催しました。東日本大震災で激減した果物の戸別配送を増加させ、福島の復興に資するために１３年度にプロジェクトチームを結成。１４年には「福島県産もも」カタログの取り扱いが始まり、１５年度には「伊達のあんぽ柿」の取り扱いがスタートしました。

　２２年度からは新たな取り組みとして、福島県内５ＪＡの商品を提供するカタログ「福幸便～ふくしましあわせだより～」が誕生。年間を通しナシ、ブドウ、リンゴなどの果物を中心とした様々な商品を提供しました。

　２２年度の販売金額は「福島県産もも」で約６,１３２万円、福幸便第１弾で約６３７万１,０００円、福幸便第２弾は３１２万２，０００円、「伊達のあんぽ柿」は１，４１０万２,０００円となりました。２３年度は昨年度の取り扱いしたカタログの他にも東北エリア内で伊達のあんぽ柿の「お歳暮カタログ」の取り扱いを始める予定です。

　報告会では、日本郵便の髙島貞邦地区統括局長が「今後もＪＡと連携しながら事業を進めていきたい」と話しました。数又清市同ＪＡ組合長は「時代に合わせた販売戦略が必要。少量化やセット商品に特化した商品を強化していきたい」と意気込みを語りました。