当JA伊達地区本部は21日、実務体験研修の閉講式を伊達地区本部で開催しました。研修生や受入農家など15人が出席し、1年間の研修の報告を行いました。
営農指導員資質向上研修の一環で、同地区本部ではこの取り組みを30年近く続けています。農作業における栽培技術習得には経験が必須。組合員農家のもとで実際の農作業を体験し、指導を受けることで一人前の指導員の早期養成を図っています。
研修は桃やきゅうり、あんぽ柿など約10品目の栽培農家の下で実施。それぞれ月1~2回ほど通い、栽培や加工作業を学びました。
桃を栽培する受入農家の清野政孝さんは「自分で考えて行うスタイルにした。桃の木を2本任せ、自分で手を加えた部分の結果を見ることができて実のある研修になったのではないかと思う」と話しました。
研修に参加した営農指導員は「今後さらに生産者に寄り添った営農指導ができるよう努力したい」と意気込みを語りました。