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そうま地区農業振興大会開催

2023.02.15

 JAそうま地区稲作部会とJAそうま地区本部は14日、鹿島農村環境改善センターで3年ぶりとなるそうま地区農業振興大会を開催しました。

 

 同大会は水稲栽培を基本とし、所得を補完する園芸作物などを加えた複合経営に取り組む事例を紹介することで地域の農業振興の方向性を示すことを目的としています。水稲農家や福島県相双農林事務所、行政関係者、JA関係者ら約130人が参加して現状の報告や講演を行いました。

 

 そうま地区稲作部会の佐藤保彦部会長は「昨今の情勢は厳しいが、そうま地区は米が主要品目。米農家が力を合わせて地域農業を守っていこう」とあいさつ。

 

 情勢報告では、JAが取り組んでいる「1営農センター1億円販売高アップ」について説明。農業者所得増大に寄与し、各営農センターの取扱販売高増加のために同地区での水稲農家への複合経営についての取り組みを紹介しました。

 

 講演では、JA全農福島米穀販売課東京米穀駐在事務所の熊田光宏さんが米穀を取り巻く環境と今後の動向についてグラフを使用して説明し、JA全農福島の米消費拡大に向けた取り組みについて紹介しました。また、同農林事務所地域農業推進課の鎌田芳子課長は「『相双ならでは』の園芸品目による複合経営」について講演。水稲の繁忙期を避け、年間通して無駄なく取り組むことのできる園芸品目の紹介や実証事例について説明しました。

 

  

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