当JA福島地区は3日、北信支店で第4回アグリカレッジ花道コースを開催しました。農業者支援事業の一環で、日本の季節の行事や伝統文化生け花を学び、花に触れ穏やかなひと時を過ごしました。
㈱福島花き阿部ひろみ取締役を講師に、受講生18人が出席。「上巳の節句」をテーマにした座学、実習を行いました。上巳の節句は別名「桃の節句」。日本神話では、桃は霊力を持つため「悪鬼に投げつけられた」、中国では「桃の木には霊力が宿る」といういわれがあります。管内では桃生産者が多く、阿部取締役は「すごい力を持つものを栽培している」と教えました。
実習では管内のユキヤナギ、国産のゴット、アネモネ、チューリップなど7種類の花材を使い作品を仕上げました。
参加した受講生は「ポイントの上部空間と下部空間のコントラストを意識した。集中して花と向き合い、非日常を体感できた」と話しました。