福島県と伊達地域農業振興協議会、JAふくしま未来は31日、東京都永田町の首相官邸を訪れ、岸田文雄首相に地理的表示(GI)認証登録を受けた「伊達のあんぽ柿」を贈呈しました。
あんぽ柿は、発祥の地である福島県伊達市梁川町五十沢地区で出荷が開始されて100周年を迎えます。加えて、GI認証登録を受け、福島県を代表する農産品ブランドとなる「伊達のあんぽ柿」の品質や安全性をPRしました。
官邸には、内堀雅雄福島県知事やJAふくしま未来あんぽ柿生産部会の佐藤孝一部会長、数又清市組合長らが訪問。福島県選出国会議員も同席しました。
内堀県知事は、「今年も福島で良い出来のあんぽ柿が仕上がりました」と岸田首相にあんぽ柿を手渡しました。試食した岸田首相は「もっちりとしていて美味しい。あんぽ柿を作る最先端技術を残していってほしい」と笑顔で話しました。
同JAは、「伊達のあんぽ柿」100周年を記念して12月から2月の毎月13日を「伊達のあんぽ柿の日」として制定。幅広い地域・年代への認知度向上に努めます。