当ＪＡは２６日、福島県の内堀雅雄知事を訪問し、約２０年ぶりに登場した福島県オリジナルイチゴの新品種「ゆうやけベリー」２箱（１箱４パック）を贈呈しました。ＪＡから数又清市組合長、佐久間英明営農経済担当専務、西幸夫営農経済担当常務、高橋弘営農部長、農産物ＰＲ隊「Ｊ―ＦＡＰ」の紺野恵真さんが訪れました。

　贈呈したイチゴ「ゆうやけベリー」は、県が「かおり野」と「とちおとめ」を交配し、１０年かけて開発。「とちおとめ」と比べて収穫時期が早く、クリスマスシーズンや年末年始に出荷することができます。特に香りが強く、糖度や大きさも優れているという特徴があります。

　２０２２年１１月から収穫が始まった「ゆうやけベリー」だが、生産者からは、大果の割合が多く、食味も良好で栽培しやすいとの評価を受けており、期待は高い状況です。

　数又組合長は「この素晴らしいオリジナル品種を広い地域で栽培推進していきたい」と話しました。内堀知事は「知名度はまだまだこれから。作付面積拡大を図りながらＰＲしていきたい」と話しました。