当JAと福島市園芸農産振興会は24日、リンゴ「ふじ」の剪定講習会を福島市の福島県果樹研究所で開きました。同講習会は新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催。生産者は気象災害や病気に強い高品質なリンゴ栽培を学びました。
講習会には生産者ら約120人が参加。講師として、青森県弘前市でリンゴ栽培を営んでいる福澤亮一さんを招きました。福澤さんは、剪定する枝と残す枝の見極め方や、高品質なリンゴを育てるための工夫を実演しながら説明しました。
加えて、リンゴの木の年代ごとに生育を確認しながら剪定。「着色・大きさ・食味のバランスがとれた果実を収穫するためには、剪定だけでなく年間を通した管理作業も大切」と話しました。
参加した生産者らは福澤さんの説明をメモに残す、動画を撮影するなどして熱心に聞き、ポイント毎に質問をして活発な講習会となりました。