当JA福島地区は16日、りんごのHTS型剪定講習会を開きました。当JAではHTS型栽培の普及に力入れていて、同講習会を毎年開いています。
HTSとは「ハイブリッド・テクニカル・システム」。根元に丸葉台、中間にわい性台を使用して品種を接ぎ木する苗木です。凍害や湿害に強く、省力化・収益性向上を図ることができます。低コストで高品質のりんご栽培のため当JAでは栽培者らに推進しています。
講習会には栽培者ら約100人が参加。営農指導員トレーナーの佐藤宏一さんが講師を務めました。佐藤さんはりんごの若木から成木まで、木の年代ごとに生育を確認しながら剪定を実演。「いかに主幹を太らすかがポイント。枝選びが普通より難しいが、みんなで考えながら剪定を進めていこう」と話しました。