当JA福島地区は22日、「農の達人」による桃の剪定講習会を開きました。当JAの作物別営農技術員として委嘱されている農の達人が、長年の経験や知識、技術を管内生産者に伝授し、産地全体の発展を図ります。
農の達人は当JAで2017年から取り組む認証制度です。現在、桃やきゅうり、花き、米など当JAの主力8品目において16人を認定しています。今後、24年度までに28人への拡大を目指します。
剪定講習会は生産者約70人が参加しました。農の達人樅山和一郎さんの圃場で講習会を開きました。同地区もも専門部会の金子清高部会長は「来年の栽培に向けた最初の仕事。長年の技術を教えてもらい、みんなでいいものを作ろう」と呼び掛けました。
講師を務めた樅山さんは「樹勢を適正に保てる枝の配置を心掛け、次年度も品質の良い桃を収穫しよう」と指導しました。