福島県は22日、約20年ぶりに開発したイチゴの新品種「ゆうやけベリー」のデビューイベントを福島市のイオン福島店で開きました。
内堀雅雄知事やイオン東北株式会社辻雅信代表取締役社長、福島県クリエイティブディレクター箭内道彦さん、女優箭内夢菜さんらが出席。
内堀知事は「ふくしまの想いがギュッと詰まった輝くイチゴ。県内の方にはもっとふるさとを好きに、県外の方にはさらにふくしまの大ファンになってもらい、全国の方に『おいしい』と笑顔でゆうやけベリーを食べて欲しい」と話しました。
トークセッションでは内堀知事など出席者らと、ゆうやけベリーの生産者を代表し当JA伊達地区いちご生産部会神田勇雄部会長がゆうやけベリーの魅力について来場者にPRしました。
神田部会長は昨年5月ゆうやけベリーを試食し、「これはおいしい」と栽培することを決め、同年9月より栽培に着手しました。今年で2年目だが、茎折れがなく病害にも強く、他品種よりも収量が多く、非常に作りやすいそうです。
神田部会長は「これからますますおいしくなるので期待して欲しい。強い甘みと香り、食べ応えをぜひ楽しんで欲しい」と消費者に呼び掛けました。
ゆうやけベリーは12月上旬から収穫できシーズンが早く、甘みと香りが強く、粒が大きいのが特長です。「ゆうやけ」の名称がまさにゆうやけベリーの色を的確に表すといえる輝く色をしています。