当JAは新規就農者確保に力を入れています。伊達市にある伊達地区本部で21日、2022年度「農業塾」の第6回目、並びに閉講式を開き30人の受講生に修了証を授与しました。
同塾はJAの農業者支援事業の一環で、新規就農者向けに2007年度より開講。同地区の基幹品目「モモ」「キュウリ」に加え、今年から新たに「あんぽ柿」の3コースを設け、今年度で14回目の開催となります。
受講生らはJA職員や県北農林事務所職員から、栽培の歴史、土づくりや病害虫防除の講義、管理作業や整枝の実技など、それぞれ6回の農業塾を通して知識と技術を磨きました。
菅野栄寿同地区本部長は「農業塾で学んだ技術や知識をこれから生かしてほしい。行政等と連携し支援していきたい」と話し、各コースの受講生代表者へ修了証を手渡しました。
県北農林事務所伊達農業普及所の渡邊敏弘所長は「農業塾で学ばれたことは福島県の代表作物である。儲かる・誇れる産地として活躍してほしい」と話しました。