当JA福島地区は12日、福島東部支店で金融防犯訓練を実施しました。JAでは毎年、管内各地区で防犯訓練を行っており、緊急時の対応の確認や心構えをすることで、日頃からの職員の防犯意識を高めています。
訓練は福島警察や財団法人日本防災通信協会の協力の下行いました。今回は支店に強盗が入り、人質をとって金銭を要求するという内容で実施しました。支店職員11人が訓練に臨み、本店職員や同地区の支店長ら17人が訓練に参加しました。
JA福島地区の菅野昭一本部長は「支店職員内での情報共有を行い、窓口での声掛けや職員間の連携を図って事件を未然に防止してほしい」とあいさつしました。福島警察署生活安全課長の松川剛課長は「もし事件に遭ったら命を第一に考え、警察へすぐに知らせてほしい。また、特徴などをメモしていただけると捜査時にとても参考になる」とアドバイスしました。
福島県警察では、実際に県内で起きたなりすまし詐欺や不審者情報などを知らせる「POLICEメールふくしま」を配信しており、県民への登録を広く呼びかけています。