JAふくしま未来福島地区は、クリスマス商戦に向け冷蔵保存しているブドウ「シャインマスカット」の出荷を始めました。近年、シャインマスカットの需要・人気が高まっている中、市場流通が少ない12月に販売することで、クリスマスや年末年始の需要に対応し高単価を確保します。
同地区での22年度冷蔵シャインマスカットは、840㌜(1箱5㎏)の出荷を計画しています。
市場要請による計画出荷で、8日~26日に出荷作業を実施。JAの予冷庫や生産者個人が所有する冷蔵庫を利用し、10月に入庫、約2か月貯蔵し出荷を迎えました。貯蔵時には、果実にストレスを与えないよう管理を徹底しました。
出荷初日の8日、福島市のJA湯野共選場には87㌜が持ち込まれ、営農指導員により選果。関東の市場に出荷する他、JA農産物直売所「ここら」で販売します。
JAは今後も栽培者への出荷募集や冷蔵庫の導入推進を図り、冷蔵シャインマスカットの出荷数量を増やす方針です。