当ＪＡ安達地区やさい部春菊専門部会は２１日、本宮市の圃場で春菊の現地指導会を開きました。ＪＡでは、今年度２１７㌧の春菊の販売を見込みます。今年は天候が良好のため、生育が順調に進んでいます。

　同日は部会員やＪＡ関係者８人が参加し、市内の佐藤清人さんと清田英夫さんの圃場で指導会を行いました。県北農林事務所安達農業普及所の山内富士男主査がや厳寒期についての温度管理やハウス内の換気の仕方、農薬使用時の注意点などについて説明しました。特に、ハウス内の温度を１５～２０℃に保つことの重要性について助言しました。

　山内主査は「気温が低くなると生育状況が悪化するため、湿度管理も行いつつ温度に気を付けてほしい」と話しました。その後、春菊１５０㌘についての出荷規格を確認し、収穫時や収穫後の管理で春菊が曲がらないよう注意喚起しました。同地区の春菊は３月末頃まで出荷が続く見込みです。