当JA花き部会小菊班は22日、福島市のウエディングエルティで令和4年度の実績検討会を開きました。全国でも有数の小菊産地を誇る当JAでは、4年度31人の新規栽培者を迎えていて、次年度に向けさらなる新規栽培者の獲得や規格の変更、共選施設の更新を計画しています。
部会代表役員や当JA役職員、重点市場など25人が出席。同部会の渡辺国稔部会長は「関係各位の協力もと例年並みの実績をあげられた。次年度に向けて、消費者や各市場に喜んでもらえるようさらに栽培に励んでいきたい」とあいさつしました。
検討会では今年度の小菊の生育経過や販売実績、次年度への取り組み、市場からの反省・要望などについて協議しました。
市場からの意見として、㈱大田花きの浅沼建夫執行役営業本部長は「他産地で欠品がある中、JAふくしま未来はほぼ欠品がなく消費者からの信頼を上げられていると感じる。品質はもとより、納品率、物流品質も高く、お客様も満足されている」と話しました。
同部会では次年度に向け①さらなる新規栽培者の獲得、②MS規格を廃止し、5階級から4階級への集約、③91品種の品種表記を3品種表記へと簡略化、④共選設備の更新を計画し、小菊産地の拡大を目指します。