当ＪＡは１９日、福島県福島市で管内の親子を対象にした第３回みらいろアグリ塾を開きました。同塾は、２０１６年から取り組んでおり、管内の特産農産物を使用し、農畜産物の消費拡大や担い手育成につなげます。今年度は全４回開催し、親子８組が参加しています。

　第３回は２１人が参加し、あづま果樹園で「サンふじ」のリンゴ狩りや第１回で種を植えた野菜の収穫体験などを行いました。リンゴは１人３個まで収穫でき、その場で食べるか持ち帰りにするか選ぶことが出来ます。

　同果樹園の吾妻正一専務が参加者に「１本の木から葉が多くついているリンゴやリンゴのおしりが黄色いものが良い」とおいしいリンゴの見分け方を説明しました。リンゴを食べた親子は「今年初めて食べた。簡単に収穫できた」と満足そうに話しました。

　その後、（株）新ふくしまファームで簡単なリンゴジャムの作り方の説明や野菜の収穫体験を実施しました。収穫体験では、第１回で種まきした大根と白菜を親子で協力しながらそれぞれ植えた畑で収穫しました。また、今が旬のブロッコリーの収穫も体験し、参加者にはお土産に米粉を贈りました。最終の第４回は、伊達市の特産「あんぽ柿」の加工体験などを予定しています。