伊達市の特産「あんぽ柿」は、出荷組合設立から今年で100周年を迎え、12月には「あんぽ柿100周年記念式典」を開きます。18日、伊達市梁川町の梁川小学校でJA全農福島主催のあんぽ柿学習会が開かれました。次世代を担う小学生に向けて、あんぽ柿を伝承することが目的です。
同日には小学3年生を対象に93人が参加し、JAからは伊達地区あんぽ柿生産部会の佐藤誠副部会長と梁川営農センターの清野公弘センター長が出席しました。学習会では、小学生があんぽ柿の歴史や作り方、流通の仕組みなどについて学びました。
その後、佐藤副部会長が生産者として、あんぽ柿のおいしさの秘密や100年にかける思いを話しました。佐藤副部会長は「積極的に販促して多くの方々にあんぽ柿を食べてほしい。そして、先輩方が守ってきたあんぽ柿を次世代に受け継いでいきたい」と今後の意気込みを語りました。小学生には、あんぽ柿を贈呈して新たなあんぽ柿の食べ方の提案を募集しました。