農林水産省は農業経営に関する統計調査に協力した生産農家へ感謝状を贈呈しました。ランダムに選定した農家に経営内容等の実態を聞き取りし、農業政策基礎資料に活用します。当JA管内では宍戸一也さん、今井雄治さん、阿部進さんなど5人が授与されました。
宍戸さんは福島市荒井で農園を営んでいて、10年に亘り統計調査に協力しました。16日、農林水産省東北農政局の山本真也地方参事官が宍戸さん宅を訪れ、感謝状を伝達。長きに亘る調査協力に感謝の意を表しました。
宍戸さんは、妻・恵子さんとともに「ことぶき農園」を営み、こんにゃく芋40㌃、モモ30㌃、水稲22㌃を栽培しています。そのほか、当JA学校教育支援事業のこんにゃく作り教室で、小学校に出向きこんにゃく作りを指導するなど、次世代へ地域農業に関心をもってもらおうと積極的に取り組んでいます。
宍戸さんは「農業は地域全体で押し上げていく必要がある。食の安全安心はもちろん、自然との調和、地域貢献にも目を向けながら農業に携わっていきたい」と意気込みを語ります。