当JAでは、高品質・良食味米生産の技術確立やJAブランドの確立を目的に毎年開催しています。安達地区管内のおいしいお米コンクールには、27人の生産者の「コシヒカリ」32点、「天のつぶ」3点、「ひとめぼれ」1点の計36点の出品があり、第一次、第二次審査で上位10点が選出されました。
第一次審査では、JAで穀粒判別機と食味分析計で測定した整粒歩合、食味値を測定し、上位30点を選出。食味値の平均は昨年度比で1・1%上昇の82・5%となりました。第二次審査では、JAパールライン福島株式会社へ分析を依頼し、玄米、精米それぞれの品質と食味値を分析。精米の食味値の平均は昨年度比0・7%上昇の84・4%で、整粒歩合、食味値を考慮し上位10点を選出しました。
最終審査は14日、JA安達地区本部で開きました。事前審査を通過した上位10点の生産者は「お米の達人」に認定されます。審査で試食する米は上位10点の中から7点で、事前に測定した加水量の値を参考にし、それぞれの米に合わせた加水調整を行った炊き方を採用。審査員は県北農林事務所安達農業普及所やJA関係者10人で行いました。
第二次審査を通過した上位10点の生産者は26日に開く「みらいろ感謝フェア」で結果を公表し表彰式を行います。