当JAそうま地区では、ニラを重点品目としており、JA助成事業の活用による施設栽培の生産面積拡大や新規就農者の受け入れについて取り組んでいます。JAでの今年度のニラの販売数量は392㌧、同地区では126㌧を計画。にらは通年出荷していますが、11月頃より出荷の最盛期を迎えます。
28日、同地区新地ニラ部会は新地中央集荷場で出荷最盛期を前にした目揃会を開きました。生産者13人が参加し、サンプル品を並べて出荷規格や栽培管理、販売情勢について確認しました。同部会の加藤博部会長は「これから11月に向けてさらに出荷量が増えるので頑張っていこう」とあいさつ。
その後、福島県相双農林事務所の上野詩織技師が厳寒期の保温を行い、ハウス内の適度な換気の必要性を説明しました。上野さんは「直接外気がにらに当たらないよう気を付けてほしい」と呼びかけました。
同部会のにらは今後、11月に開かれる地元のイベントにて「ニラ鍋」を作って振る舞う予定です。