当JA管内では、冬の味覚「せり」の出荷が開始しました。そうま地区では、今年度4㌧の出荷を計画しています。近年、せりは市場からの需要が高まっており、高単価での出荷が期待できることやJAでもせりの生産者増加を推進したことから、今年は生産者が1人増加しました。
福島県相馬市でせり50aを栽培する相馬せり組合の遠藤明朗副組合長のせり田では、収穫から選別、箱詰め作業まですべて手作業で手掛けています。現在は1日平均5箱(1箱3㌔)出荷しており、最盛期には1日30箱を出荷するため、遠藤さんは1日中収穫作業に追われます。
遠藤さんは「今年は生育が良好。是非せりを食べて季節を感じてほしい」と話しました。せりの出荷は1月末まで続く見込みです。