当JA女性部伊達地区本部はSDGs活動に注力しています。県内では初となる女性部によるこども食堂・みんなの食堂を開き、地域の人々が集い、安らげる場所を提供。他団体による同様の活動でのモデルケースとなれるよう力を入れます。
食堂の名前は「よりそい食堂☘やながわ」。JA施設を利用し、子どもや地域の人々の居場所づくりを目的に、地元農産物を多く取り入れ、地産地消にも貢献します。11月19日に第1回食堂を開催予定で、以降、毎月第3土曜日に食堂を開きます。
同地区本部は食堂開設にあたり、ボランティアグループを立ち上げました。21日、第1回目となる「よりそい食堂」ボランティア養成講座をみらいホールやながわで開き、部員28人が参加しました。
こども食堂アドバイザーボランティアグループ指導員佐藤惠子さん、伊達市子ども部ネウボラ推進課鈴木宣弘さんらが、それぞれこども食堂の在り方や現状、ボランティアの心構えなどを指導しました。
今後、第1回目の開催に向けて、全6回のボランティア養成講座を開き、こども食堂実施のノウハウを学びます。
同地区の菅野紀子地域支援担当次長は「フードドライブに取り組む中でこども食堂の実態を知った。さらに遊休施設を活用して、こどもから大人までより多くの人が集まって、支え合える場所を作りたい」と想いを語ります。