当JA伊達地区本部は13日、第5回農業塾きゅうりコースを開き、受講生ら10人が出席しました。次年度に向けた土づくりと土壌分析について学びました。
15年続く同塾は、農業者支援事業の一環。新規就農者や担い手農家向けに、地域農業のリーダー育成を目指し開きます。管内の主力品目「桃」「きゅうり」「あんぽ柿」の3コースを展開します。
第5回きゅうりコースは伊達地区本部で開き、県北農林事務所伊達普及所の國分計恵子主査が講師を務めました。今回受講生らは、今年度収穫を終えたきゅうりの根部を持参。國分主査により根の診断が行われました。
きゅうりの根は、作土や肥料、病害の判断基準となることから、國分主査は「今日の経験を生かし、収穫後は必ず根の状態を確認し土等の状態を把握しよう。来年以降より良い結果を残すため、時間をかけて計画的に『土づくり』を行うことが大切」と呼び掛けました。伊達地区営農経済課の菅野寿樹指導員トレーナーは、土壌分析について説明し、「次年度に向けてほ場の状況を確認にするため、積極的に実施をお願いしたい」と話しました。