当JA福島地区はリンゴの中生種「シナノスイート」、「陽光」で20,000ケース(1ケース10キロ)を出荷する計画です。今年は6月に降ひょう被害が発生、また夏場の高温続きの影響により着色は例年より遅れていますが、凍霜害や台風被害もなく、概ね生育は順調です。
同地区は6日、10月中旬の出荷最盛期を前に、「シナノスイート」「陽光」の収穫指導会を管内7会場で開きました。販売情勢の確認や出荷規格の目合わせをして品質を統一し、安定した高単価での販売を目指します。
福島市のJA湯野共選場で開かれた収穫指導会には、生産者約50人が参加。JAの担当者が販売情勢を伝え、リンゴの規格ごとに大きさや熟度、着色などの選別基準を説明しました。
生産者は「着色が心配だったが、10月から冷え込んだおかげで良いリンゴが出来そうだ」と話します。
同地区のリンゴは今後、「王林」「シナノゴールド」「こうとく」と続き、12月まで出荷が続きます。