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肥料価格高騰対策事業の展開 営農指導員研修会開催

2022.09.28

 生産資材の価格高騰が農業経営に甚大な影響を及ぼす中、当JAはこれを転機とし、肥料費支援申請の対応等に積極的に取り組みます。環境に配慮しあらゆるリスクに強い栽培体制を構築し、新たな利用者拡大を図ります。

 28日、JA福島ビルで第1回肥料コスト低減対策研修会を開き、JA役職員ら約100人が出席しました。佐久間英明専務は「それぞれの営農指導の立場で、生産農家が安心して営農できるような環境を整えよう。明日にでも実践できるような心構えで研修に臨もう」とあいさつしました。

 講演では、東京農業大学名誉教授農学博士で全国土の会会長の後藤逸男氏を講師に招きました。後藤教授は「肥料価格高騰を乗り切るための土壌診断の基礎と応用」と題し、健康な土づくりの重要性、土壌成分の分析結果などを90分の講演で説明。「農家にいかに説明して、いかに無駄な費用を使わせないように計画するか。営農指導員の役割がこれから非常に重要になってくる」と呼び掛けました。

 その他、肥料情勢や国の肥料価格高騰対策を踏まえた当JAでの今後の取り組み概要について担当職員より説明しました。

 

  

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