当JA安達地区本部は22日、本宮市と大玉村の圃場で「コシヒカリ適期刈取り目揃会」を開きました。
今年、同地区のコシヒカリは、低温や長雨の影響により、8月の出穂期が平年の3日ほど遅れた。しかし、その後の気温上昇によって順調に生育が進んでいますJA管内での今年のコシヒカリの出荷契約は約1万2877㌧。このうち、同地区での出荷契約は約7155㌧であり、同地区の主力品目となっています。
同日には生産者やJA職員、関係者ら約40人が参加し、同地区稲作部会の川名一正部会長が「まもなくっ収穫時期を迎えるが、事故など遭わないよう、気を付けて作業してほしい」とあいさつしました。
「農の達人」の伊藤一男さんがコシヒカリや天のつぶ、ひとめぼれの現在までの生育状況を説明。その後、実際の圃場で県北農林事務所安達農業普及所の渡邉和弘さんが稲の状態や色味を見て刈取り時期を説明しました。目揃会終了後、生産者らは支部ごとに分かれて各圃場の刈取り時期を目で判断して目安の旗を立てました。