当ＪＡ伊達地区本部は２２日、第４回農業塾モモコースを開き、受講生４人が参加しました。施肥や秋季防除など今後の管理方法について学びました。

　同塾は農業者支援事業の一環で２００７年から続き、今年で１４回目。新規就農者向けに、地域農業のリーダー育成を目指し開講します。管内の基幹品目桃、きゅうりの２コースに加え、今年からあんぽ柿コースを設けた３コースを展開しています。

　第４回モモコースは伊達地区本部で開き、県北農林事務所伊達農業普及所の星博綱さんが講師を務めました。星さんはモモ樹の生育や果実品質と深く関係する栄養素や施肥の種類、生育期の防除について指導しました。

　その後、農の達人　蓬田幸夫さんの桃畑で実習。秋季管理として、秋季剪定やせん孔細菌病の防除の重要性について学びました。

　農の達人蓬田さんは「秋季管理でせん孔細菌病防除を徹底し、次年度への持越しを減らすことが重要である」と話しました。