当JA女性部福島地区本部は10月から2月まで、管内約30ヵ所で地産地消クッキングを開催します。日本の農業を守るため、国産の身近な食材を使用して開く料理教室で、安全安心な農畜産物について学びながら組合員や地域住民へ地産地消を呼び掛けます。
21日、北信支店で事前研修会を開き、料理教室で講師役を務める女性部員ら24人が参加。調理法やレシピのポイントなどを学びました。同研修会は計4回開き、部員約50人が参加します。
栄養士・家庭料理研究の佐藤徹子さんを講師に招き、「身近な食材で防災料理」をテーマに時短料理4品を試作しました。炊飯器を使わず鍋で炊ける「鍋焼き飯」、自宅にある野菜を入れた「あるもの野菜のサバ缶カレー」、だしパックを上手に使った簡単煮「ジャガイモの煮物」、旬の果物を入れて満足度アップの「果物と大根マリネ」を調理しました。
JA担当者は「災害が多い昨今。旬でかつ身近な食材を活用することで、健康で、さらには地域の元気につながることを期待したい」と話しました。