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全国でも珍しい JAと地銀コラボ 第一弾始動

2022.09.07

 福島県の広域JAである当JAと福島県を代表する地銀東邦銀行のコラボ企画第1弾が始動します。JAと地銀のコラボは県内初で全国でも珍しい取り組みです。

 名称は「ピーチコラボレーション」。県を代表する桃を掛け合わせた名称で、コラボの主体は若手職員です。組織を越え共に地域や県全体を発展させることを目的に2021年11月からスタートしました。NTTデータルウィーブ株式会社コーディネートのもと、意見交換会を重ね業務提携の可能性を探り、22年9月第一弾企画が始動します。

 第一弾は、双方の取引先支援。同行が新型コロナウイルス感染症拡大により影響を受けた取引先を応援する取り組みとして、20年より展開する「とうほうマルシェ」に当JAの旬の農産物や6次化商品を掲載します。販売品は、贈答用の梨、甚大な雹害を受けた梨を家庭用品として販売する他、6次化商品の桃のジュースを取り扱います。また、同行役職員向けであるとうほうマルシェを当JA役職員も購入することで、互いにお客様支援を図ります。

 7日、第1弾企画始動に向けて、当JA数又清市組合長が同行佐藤稔頭取に梨を手渡しました。

 佐藤頭取は「小さいけれど大きな一歩。県内の大きな産業である農業との関わりでできることは相当数あると思う。JAの力を借りながら地域を盛り上げたい」とあいさつ。数又組合長は「お互いの支援が地域経済の支援に繋がる。様々な面で効果を発揮できるようコラボ企画を進めていきたい」と話しました。

 今後、同行敷地内での直販イベントの開催や次世代教育の場で相互に講師派遣を行うなどの取り組み、災害時支援などの地域連携協定も視野に入れます。

 

  

 

 

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