管内で果物盗難が相次ぐ当JAは5日、ブドウの盗難防止を呼び掛ける「くだもの盗難防止広報パトロール」を行いました。生産者や地域住民へ注意喚起し、盗難を未然に防ぎます。
同地域では8月収穫直前の桃やブドウがもぎ取られる窃盗事件が多発しており、被害にあった生産者は頭を悩ませています。
今回、ぶどうの収穫期に合わせパトロールを実施。また生産者らも自主的に8月下旬からぶどうの収穫期中、毎日圃場の巡回を行っています。
5日に東湯野地区活性化センターで開いた出動式には、福島北警察署署員や地域の防犯組織、同JA職員、生産者など30人が出席しました。
パトロールにあたる東湯野地区防犯協会の佐藤長司会長は「これ以上被害に遭わないように、とにかくパトロールを徹底して農作物を守ろう」と呼び掛けました。
福島地区ぶどう専門部会飯坂支部の伊藤隆志支部長は「人気の高いシャインマスカット。生産者も特に力を入れている品種で、自分たちの手で自分たちの園地をしっかり守る」と話します。
JAや生産者、地域の防犯組織は警察署協力のもと一体となって警戒を強めます。