当JA伊達地区本部は5日、営農指導員の資質向上を図る技能研修会を開催しました。若手営農指導員がいちごの花芽分化について学びました。
福島県北農林事務所伊達普及所の小川佳祐技師が講師を務め、指導員12人が参加。小川技師は、促成や夜怜促成などいちごの作型の特徴や収穫時期を説明し、花芽分化の重要性を話しました。花芽分化は収穫期間を長くするためにとても重要。花芽分化の適期に定植することで、いちごの果実が大きくなります。
講義のあとは、花芽の検鏡を体験。ハサミやカッター、顕微鏡を使い、花芽のステージを確認しました。
同地区営農指導員トレーナーの菅野寿樹さんは「今回の研修だけで花芽検鏡をマスターするのは難しいが、いちごの生理生態を理解する上で、貴重な経験になったと思う」と話しました。