駐日米国大使館のモーガン・パーキンズ農務担当公使が23日、JAふくしま未来管内のモモ園地を視察しました。東日本大震災の影響と日本農業の現状、それに伴うJAのサポートについて意見交換をしました。
パーキンズ公使が訪れたのは、伊達市でモモを始めとする果樹園を経営する齋藤栄慶さんのモモ園地。伊達市におけるモモ園の歴史から始まり、東日本大震災の風評被害、人手不足など同市での農業の現状と課題について意見を交わしました。
生産者は「省力化できるようにすることが現状の課題。後継者育成に力を入れて福島のモモを守っていきたい」と意気込みました。
パーキンズ公使は「日本の果物のクオリティの高さは素晴らしい。米国も農業国であるため、互いの国の良い所を取り入れ、活性化に協力していきたい」と話しました。