当JA福島地区管内で早生りんご「サンつがる」「さんさ」の出荷が24日から始まります。ピークは8月末頃の見込み。同地区では令和4年度、りんご全体で前年対比137%の230㌧の出荷を計画します。
「サンつがる」は袋を被せず太陽の光を浴びさせる無袋栽培。袋を被せる手間が省けるため、農作業の省力化が可能です。
23日、管内6ヵ所で収穫指導会を開催しました。北信集荷場で開いた指導会には生産者30人が出席。北福島営農センター営農指導係の佐藤直弥さんが、販売情勢や生育概況、栽培上の留意点、出荷規格基準について説明しました。
4年産は、平均気温が高く日照時間が少なく着色が平年より遅れていますが、「生産者らは果実の状態をしっかり観察して収穫作業にあたる」と佐藤さんは話します。
閉会後、生産者らは実物のサンプル品を見て、色付きや形などの規格を確認し、今後の収穫作業に生かします。