当JA管内では16日、各地区で秋の味覚のナシ「幸水」の目揃会を開きました。JA管内で出荷するナシのトップバッターの品種である「幸水」。今年度の販売計画は700㌧であり、昨年度より約31㌧増加する見込みです。また、管内の梨全体の販売数量は約3122㌧を計画しています。
南相馬市の鹿島共選場で開いた目揃会には生産者やJA全農担当者、相双農林事務所など30人が参加し、高品質な梨の出荷に向け、出荷規格の確認や出荷日の検討を行いました。今年は天候の影響で昨年より1週間から10日程度生育が遅れています。
同事務所の馬目里沙技師は「今後も暑さが厳しい日が続くため、適度なかん水を行いましょう」と呼びかけました。幸水は19日から出荷が始まり、8月下旬にかけてピークを迎える見込みです。9月上旬からは「豊水」、その後は「あきづき」、「新高」など梨のリレーが続きます。