当ＪＡは２８日、福島市役所を訪れて福島市の田中政幸副市長を表敬訪問して今年のモモの出来栄えを報告しました。

　同ＪＡ管内では、モモの主力品種「あかつき」の出荷最盛期を迎えています。今年は局地的な降雹被害がありましたが、その後の栽培管理や生産者らの努力により今年度の販売計画は前年度比１１０％の１万４３７㌧を見込みます。あかつきの糖度は約１３度あり、色や大きさなど十分な出来栄えです。

　今回贈呈したのは、モモ「あかつき」５箱で、表敬訪問には営農経済復興担当の西幸夫常務と同ＪＡ農産物ＰＲ隊「Ｊ―ＦＡＰ」の関谷のどかさんが訪れて田中副市長にモモを手渡しました。

　西常務は「今年は適度な温度と降水量で果実の肥大が進み、糖度、色付きもとても良い。これから販売価格を上げて生産者の所得アップに繋げていきたい」と田中副市長に報告。田中副市長は「『福島の桃』ブランドをイベントなどで各地に広め、全国、世界中の方々に食べていただきたい」と話しました。また、田中副市長はモモに関する質問をして同ＪＡとの交流を深めました。