くだもの王国ふくしまを代表する桃の主力品種「あかつき」が、当ＪＡ福島地区管内で２０日から出荷がスタートしました。同地区では桃全体で、令和３年度実績約３，８２０㌧、４年度は前年対比１０３％の約３，９３０㌧の出荷を計画します。

　管内では５、６月の降雹により果実や葉にダメージを受けました。当ＪＡでは既存の出荷規格と傷害果用規格を設け、少しでも農家の手取りアップに向け取り組みます。

　１９日、同地区１１カ所であかつき収穫指導会を開催しました。湯野共選場で開いた指導会には生産者約１２０人が出席。同地区もも専門部会湯野支部の平井喜弘副支部長は「いよいよあかつきが始まる。今年もおいしく仕上がったふくしまの桃を消費者の皆様へ届けられるよう、最終までしっかり収穫に努めよう」と呼び掛けました。

　協議では、飯坂営農センター営農指導係の佐藤健児さんが販売及び主産県情勢や当面の栽培管理、規格基準について説明。閉会後、サンプルを用い、大きさや色などの出荷規格を確認しました。

　あかつきは今後、７月下旬から８月頭にかけてピークを迎えます。