当JA福島地区なし専門部会は、6日から11日まで管内10ヶ所で収穫指導会を開催します。収穫前最後の管理作業を徹底し、おいしい梨の収穫を目指します。
農業総合センター果樹研究所によると、代表品種「幸水」「豊水」の果実肥大状況は、平年よりやや大きい状況。幸水の収穫は8月中旬頃から始まり、ピークは8月末頃と見込まれます。
6日、同部会北福島支部の油井亮司支部長の梨園地で開いた指導会には栽培者25人が参加しました。油井支部長は「自分の家での問題など疑問点をここで少しでも解決できるようにしてほしい」と話しました。
福島県県北農林事務所農業振興普及部の佐野真知子主査が気象概況や生育状況・予測、着果管理について説明。その後、吾妻営農センターの営農指導係齋藤大史さんが修正摘果の実演をしました。齋藤さんは「7月下旬と収穫前の2回修正摘果を実施し、適正な管理作業を心掛けよう」と呼び掛けました。