JAふくしま未来安達地区やさい部白沢支部なす専門部会は28日、福島県本宮市のほ場でナスの栽培講習会を開催しました。同管内では、今年の6月の日照不足と低温の影響により、昨年と比較して2週間ほど生育が遅れています。
同講習会には県北農林事務所安達農業普及所や同部会員ら7人が参加し、現地のほ場を視察して今後の栽培方法についての流れを確認しました。同講習会では、同普及所の山内富士男主査が誘引の仕方や摘果のコツ、病害対策について説明。部会員は山内主査に質問しながら今後の作業の確認をしました。
山内主査は「まだ枝が小さい時期に根づくりと病害対策をしっかり行うことで長く収穫することができる」と助言しました。また、JA職員からは「今年は気温の変化が激しいので、熱中症にならないように対策をしながら農作業を行ってほしい」と部会員に呼びかけました。
同部会のなすは7月上旬頃から出荷が始まる予定です。