ＪＡふくしま未来伊達地区本部は２２日、第２回農業塾モモコースを開きました。受講生１０人が参加し、農薬の使用法や危険性、病害虫の基礎知識を学びました。

　塾は、同地区の基幹品目のモモとキュウリとあんぽ柿を栽培する新規就農者向けの農業者支援事業で地域農業のリーダー育成を目指します。

第２回目となる講座では、伊達市にある同ＪＡ伊達地区本部で、県北農林事務所伊達農業普及所の星博綱主査が講師となり適正な農薬使用と病害虫の基礎を座学で学びました。その後、ＪＡが委託する農の達人の蓬田幸夫さんが経営する桑折町のモモ園に移動し、修正摘果を学びました。

　受講生は「一口で農薬と言っても種類がたくさんあり、使用方法や目的も全然違うので理解が深まった」と感想を話しました。