JAふくしま未来は、全国でも有数の花卉産地であり、全地区共同での出荷、地区を越えた栽培技術や規格の統一を図り、ブランド確立や生産、販売拡大に取り組んでいます。今年の4月には新たに「JAふくしま未来花き部会」を設立し、広域で花卉振興を図っています。
14日、同JAは福島県福島市の花卉共選場で小菊原体施設利用説明会を開催しました。同共選場は、出荷体制の整備や労力軽減、新規栽培者の参入しやすい環境整備を目的に新設し、今年で2年目を迎えます。
説明会には、生産者ら21人が参加し、利用の仕方や出荷規格、出荷時の注意点を確認しました。同部会の渡辺国稔部会長は生産者らに「出荷時の注意点を守り、無駄のない施設運営を心掛けてほしい」とあいさつ。同共選場では、6月下旬より稼働を開始し、小菊出荷220万本を予定しています。