JA福島地区本部は26日、福島市立南向台小学校でバケツ稲体験教室を開きました。JA学校教育支援事業の一環で、同小学校では今年初めての実施となりました。
南向台小学校5年生17人が参加し、福島東部営農センターの藤野喜幸センター長、緑川幹隆さん、堀江茂子さんが講師を務めました。まず、藤野センター長が米作りの1年間の流れを指導。その他、水田の役割や福島県で栽培されている品種や農業の近代化などの話もしました。
その後、緑川さんがバケツ稲の作業を教えました。バケツへ苗を植える際は、土・肥料・水がしっかり混ざるように、バケツの底までしっかりとかき混ぜ、少し置いてから、苗を3本くらいずつ植えました。児童たちは泥だらけになりながら楽しそうに田植えをしていました。
児童からは「米の品種は何種類あるの?」「稲の病気ってあるの?」などたくさんの質問がありました。今後、JAでは学校と生育状況を共有しながら、稲刈りまで支援します。