JAふくしま未来そうま地区本部は26日、福島県南相馬市の南相馬市立太田小学校で食農教育授業を実施しました。同地区本部では、作物の特徴や農業の楽しさを感じてもらおうと同地区の小学校と連携しながら10年以上食農教育を続けており、今年は25校の小学校で実施しています。太田小学校の授業には全学年で野菜苗植え、5年生がバケツ稲を体験し、全学年合わせて47人が出席しました。
野菜苗の植えでは、学年ごとにトマトやオクラ、さつまいもなど計6種類の苗を植えました。食農教育を担当する同地区地域支援課の高田優作さんが苗の植え方や支柱の立て方、水管理について説明し、児童らに指導しました。
バケツ稲体験では、天のつぶの作付を体験し、原町営農センターの菅野朋宏センター長がバケツ稲の代掻きの仕方や米の種類などを説明しました。
児童たちは「もう何回もやったから覚えてる」などと話し、今までの知識を発揮して食農教育に取り組みました。高田さんは「野菜も生きています。毎日欠かさず水やりをして大きく育つようお世話しましょう」と児童に呼びかけました。