当JA伊達地区本部は24日、令和4年度農業塾の開講式を伊達市の同地区本部で開きました。同教室は農作物栽培の基礎知識習得により地域農業を支える担い手育成を目的とします。
平成19年度より続く同教室は本年度で14回目。新規就農者向けに開講する農業者支援事業で、同管内の基幹品目「モモ」「キュウリ」に加えて、本年度から新しく「あんぽ柿」の計3コースを設けています。本年度は29人の受講生を迎えました。
開講式には、受講生含め40人が参加。菅野栄寿同地区本部長は「伊達地区の地域発展、農業生産拡大に取り組んでいこう」と挨拶しました。開講式後、第1回の講義が開かれ、県北農林事務所伊達普及所の星博綱主査がモモコース、同所の小野勇治主査があんぽ柿コース、同所の國分計恵子主査と(株)ときわ研究場福島営業所の渡辺修司副所長がキュウリコースの講師を務めました。
今後各コース6回の講座を開き、栽培の基礎や品種の特性、適期作業について講義で学ぶほか、圃場で管理作業や収穫を実践する予定です。