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新入生ら「田植え」体験 福島大学食農学類

2022.05.20

 当JA管内の福島市にある福島大学食農学類は19日、同大学の付属農場水田で田植え実習を実施しました。同学類では、1年生の必修科目として、毎年田植えを実施しています。今年度入学した同学類4期生となる1年生104人が手植えを体験。また、株式会社ヰセキ東北の協力でスマート田植え機を体験しました。

 

 同農場の協力をしている農家の尾形武さんが「一緒に米作りをすることで、皆さんと今後の農業の在り方を考える良いきっかけにしたい」とあいさつしました。その後、同学類教授の新田洋司先生が1年生に苗の持ち方や手植えの際の注意点を説明。学生たちは、田植え実習を通してどのような課題があるか、どうしたら改善するかを考えながら実習に臨みました。

 

 参加した学生の1人である蓮田周さんは栃木県出身で手植えは初めて。同学類で力を入れている実習などを通して、より実践的な農業を学びたいという思いで同大学に入学しました。蓮田さんは「実習での経験を生かして将来現場でも動いて活躍できるような人になりたい」と語りました。

 

 学生たちは今後、苗の生長状況や収穫した米の分析をしていきます。

 

    

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