JAふくしま未来安達地区やさい部大玉支部は12日、福島県安達郡大玉村の大玉やさい集荷場で雨よけきゅうりの目揃会と栽培講習会を実施しました。同部会員や県北農林事務所安達農業普及所、ときわ研究所など13人が参加しました。目揃会では、箱詰めしたきゅうりを見本に、出荷規格と箱詰めの仕方を確認。きゅうりの花じりを等級表示方向に向け、見た目良く箱詰めするよう呼びかけました。
講習会では、同普及所の山内富士男主査が水分管理や追肥、害虫防除について説明。早めの追肥と発根促進をして良い樹づくりを行うことが大切と呼びかけました。また、初期段階で害虫を防除することが今後の生長に大きく左右するため、定期的な殺虫剤の散布や雑草除去を行うよう注意を促しました。同部会の後藤一志支部長は「早めの害虫防除を実施して収量の増加を目指し、品質に良いきゅうりを作っていきたい」と語りました。