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東部広域共選場 キュウリ機械共選開始

2022.05.12

 JAふくしま未来のキュウリ機械共選が11日、伊達市保原町の東部広域共選場で始まりました。作業員が機械で判別できない傷や着色を目で確認し、センサーで形と色を選別します。6等階級に選別されたキュウリを作業員が1本1本丁寧に箱に並べ、初日は690ケース(1ケース5㌔)を出荷しました。2022年度の機械共選出荷は、昨年より約284㌧多い4868㌧を見込みます。


 農家の労力軽減や農業生産の拡大を目的に15年度から導入しました。毎年、機械共選の利用者は増加し、JA伊達地区管内で今年度の利用率は6割以上になります。機械共選の普及により、栽培管理の徹底がさらに図られ、品質向上や生産量アップにつながっています。


 同地区キュウリ生産部会の佐藤清和部会長は「箱詰め作業の時間をキュウリの手入れ作業に充てられるため、2~3割の収量アップにつながる」と話します。


 梁川町と霊山町の機械共選は20日から始まります。これから最盛期を迎え、11月まで稼働する予定です。

  
 

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