福島県南相馬市で17日、親子を対象とした農業食育教室を開催しました。同教室はNPO法人南相馬サイエンスラボが主催して毎年開催しており、当JAと協力して活動を続けています。
親子を対象とした食農教育活動に取り組む同法人は自然科学や農業食育、環境保護、歴史文化を親子で学ぶことで理解醸成を図り、さらに他家族とのコミュニティの形成、担い手育成のきっかけづくりを目的に活動しています。今回で50回目の同教室では親子ら15名が参加。コメの「種まきをやってみよう!」と題して種まき体験やコメが出来るまでをクイズ形式で学んだり、実際に窯でご飯を炊いて昼食作りを行いました。
体験した参加者からは「子どもが家や学校で出来ないことを体験することによって成長に繋がると思い参加した。作業中は、子どもたちが率先して動く姿を見て親として嬉しく思った」と話しました。同教室は1年間、様々なイベントを開催して食と農について学んでいきます。