当JA管内で畑わさびが4月中旬頃から出荷最盛期を迎えます。畑わさびは収穫期間が短く、管内の出荷は4月下旬頃までの見通しです。生産者一丸となって安心安全な畑わさびの出荷、産地復活を目指します。
原発事故により出荷停止を受けてから、2018年一部出荷制限が解除されました。再開から4年目を迎える今年、未だに再開率は当時の1割程度です。
31日、当JA伊達地区わさび生産部会は栽培管理指導会と目揃会を開催し、部会員13人が参加。引地秀樹同部会長は「指導会を開催するのは久しぶり。引き続き出荷再開者を増やしていきたい」とあいさつしました。
その後県北農林事務所伊達農業普及所の小川佳祐技師が栽培管理を指導。小川技師は「畑わさびは、冷涼で適度な日陰を好むため、高温期は黒寒冷紗などで日陰を作り、温度を抑える対策が必要」と話しました。JA担当者より出荷規格を説明し、部会員らはサンプル品をみて規格を確認しました。