当JA伊達地区本部は、営農指導員の資質向上に重点的に取り組んでいます。管内の主力品目であるモモ栽培に力を入れ、地域ブランドを強化します。
昨年度より始めた取り組みで、モモの時期ごとの管理作業を習得します。経験年数5年以下の若手指導員が対象で、技術力・指導力向上を目指します。
29日、伊達市霊山町のモモの圃場で摘蕾の講習会を開きました。若手指導員6人と県北農林事務所農業普及所普及員が参加し、同地区営農経済課の佐藤悠左営農指導員トレーナー、圃場主でJA「農の達人」の石上一成さんが講師を務めました。
佐藤トレーナーは、摘蕾の基本や農家指導のポイントを説明。「生育に合わせ、適期の栽培管理・指導を行ってほしい」と呼び掛けました。石上さんは「地域に合わせた栽培と生産者に寄り添った営農指導を行ってほしい」と話しました。
今後、同研修会では摘果等の栽培管理、剪定を学ぶ他、防除や施肥について学習会を開催する予定です。