当JAは10日、小菊の育苗指導会を飯舘村の圃場で開きました。当JAの園芸課やそうま地区本部が主体となり、小菊の生産者や普及部ら10名が参加。
JA職員が病害虫防除の仕方や親株の管理、今後の作業内容などを説明しました。
植物の茎を切り取り、土に挿して苗を作る「挿し芽」。温度と湿度管理が今後の小菊の伸びを左右します。
挿し芽苗床の適温は15度から20度、湿度は80%前後が発根環境に適しており、換気と保温を繰り返すことで適温に近づけることが必要です。
生産者の武藤隆広さんが「昨年の伏せ込み作業が遅れて小菊の伸びが悪かったため、今年はしっかり温度を保って挿し芽作業に備えたい」と意気込みを語りました。